04/06/03 (木)
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パレスチナ動向写真 04/06/02付 イスラエル兵がNetzarimのユダヤ人移住地付近の道路上で、パレスチナ人二人を射殺。その遺体を点検する。ハマスはこの遺体をTariq Temraz, 21と Husam Hamad, 22の二人だと識別している。 6/1
パレスチナの医師がイスラエルの攻撃に巻き込まれて傷付いた少年Abed-Allah Zakarnah, 14を治療している。イスラエル軍がJenin 町付近のQabatiyehで無差別にパレスチナ人を逮捕していた時に、焼夷弾を拾おうとしていた少年を撃った。同上
殺された二人は手りゅう弾と RPG 発射装置などの武器を運んでいるところを射殺された。写真はその二人の遺体をShifa 病院に運ばれている様子。
同左
殺された二人の葬儀において、家族と思われる老女が嘆く。ガザ地区撤退案の可否をめぐる非公開の審議に出席したシャロン(Ariel Sharon)首相。 Jeruslem の Anata付近で、イスラエル軍に家を破壊されたパレスチナ人女性Alia Jahalinさんが抗議する。
もう、軍が戻ってきた! 家屋破壊が再開されたラファ
以下抜粋引用、全文はこちら○○○ナブルス通信 2004.6.2号○○○
ダイジェスト版
http://www.onweb.to/palestine/
Information on Palestin
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◇contents◇
「軍が戻ってきたラファ」 編集部・ビー・カミムーラ
◇軍が戻ってきたラファ
◇プレイバック「レインボー作戦」
◇こんなこともあった、ラファ
◇最後に
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◇軍が戻ってきたラファ
☆もう、軍が戻ってきた! 家屋破壊が再開されたラファ
「我々は戻って来るぞ」とイスラエル軍の高官が匿名で語っていたとお
り、29日未明から30日にかけて、ラファのブロックJにイスラエル軍
が侵攻した。20台の戦車と2機のアパッチ攻撃ヘリを従えて、軍用ブル
ドーザー5台、ラファのブロックJに入り、性懲りもなく家屋破壊を繰
り広げた。
『ラファ・トゥデイ』には「電気が切られた。アパッチが旋回してい
る」という電話での報告が上がり、どうなっていることやらと思ってい
たが、戦車が集中砲撃をくりだし、アパッチヘリがミサイルを落とし、
そしてブルドーザーは何の警告もなしに家々を破壊していった。
この一晩で新たに壊された家は25軒。60家族、352人がすみかを失っ
たとパレスチナ人権センター(PCHR)は発表している。
☆報道から消えたラファ
世界的な(日本などは除く)非難を巻き起こした「レインボー作戦」か
らほぼ一週間。たかだか一週間で、また、こんなことができるというの
も不思議だが、このことはほとんど報道されなかった。日本でニュース
チェックをしている私は30日に起きたガザ市での暗殺攻撃(3人が殺さ
れ、10人ほどが負傷)以外に、ガザのニュースを見ることはなかっ
た。ロンドンでチェックをしているマークですら、ほとんど見なかった
というのだから、世界的にほとんど報道されなかったのだろう。
「もう、ラファのことは飽きた」?「新鮮味がない」?「規模がそれほ
ど大きくない」?
ジャーナリストのほとんどが引き上げ、「撤退」の言葉がばらまかれ、
「事態が収束」したかに思えるような雰囲気のなかで、ささっと破壊を
行うというイスラエル軍の行動力は、ある意味すごい。そして、マスメ
ディアの性質をよく見抜いている。
この破壊の前日にラファを訪れた人はこう報告している。
「タルエッスルターン地区の中心部は道路という道路のアスファルト
が掘り起こされていました。また、武装ヘリからミサイルを受けて鉄
くずとなってしまった車もいくつかまだ道に放置されていました。
上下水のインフラ施設が壊されており、汚水が道路に溢れ、裸足のこ
どもたちがその上を走り回り、衛生環境がよくありません。
同地区が一週間近く閉鎖されて、先週はじめにようやくイスラエル軍
が撤退してから復旧作業が進んでおり電話や水などのライフラインは
回復したようですが、まったく別の場所になってしまいした。
幼稚園のフェンスや建物もひどく壊されていて、子どもの遊戯器具が
無残にグランドに倒れていました。
「トンネル」もしくは「テロリスト」もしくは「武器」を探す目的
で、道路やインフラ施設や幼稚園がこれほどまでにひどく破壊される
意味の見当がまったくつきません」
【私的めもらんだむ】
14時
その後、監督から全く連絡無し、いよいよもって元請けの危機迫るか?考えたくないことだが、現実を直視しなければ・・・社長ならびに監督とは食堂で酒でも酌み交わして話し合いたいと云っているが、いつも逃げられている。下請けとて少しは助力になっているはず、事前の話し合いぐらい設けてくれて良さそうなものだ。材料が切れた今、購入すべきかどうか?迷っている。仕上げ材料は現金でしか売ってくれないから。次の仕事が入るのか入らないのか?特急の仕事が入ってからでは遅いのだ。心構えだけはしっかりしておきたい。18時
奥山氏の病状がさらに悪化したようだ。以下、6/2の日誌から抜粋・・・
「白血球、血小板ともに通常の10分の1ほどまで下がりまくっていて、外出禁止どころか輸血をしなければならない瀬戸際だそうだ。道理で身体が怠くてしょうがないはずだ。
以前の化学治療では骨髄が相当持ちこたえてくれて、ほとんど外出禁止とかなったことはなかった。でも、今回はもう最初からメロメロというか、標準を下回る推移だ。これまでの化学治療で骨髄がメタメタに破壊されているということだ」
彼の日記を読みながら、私自身の不調を実感する。午後から足が痛み出したのだ。午前中せわしく動いていたためだと思う。それに血液循環が悪く、手足が冷え切っている。全身がだるく、力が入らない。そんなときに奥山さんの日記を読んだためか、彼の苦痛が自分のことのように伝わってくる。私なら休めば回復するが、奥山さんの場合は悪化の一途を辿ることが分かっているだけに、読んでいてつらくなる。日記の最後の行の言葉が心に焼き付いて剥れない。
「死ぬまでに人間の心を取り戻せるのか? 人間として死ねるのか?」
ミッコの腹が風船のようにパンパンに膨らんできた。腹に触ると子猫が動いているのが分かる。命の誕生と死・・・遠くで犬が吠えている。昨日に続いて、今日も夕焼けになりそうな天気だ。今日のような日は夕焼けを美しいとは思えない。どうしても血の色を想像してしまう。
【視聴予定】
19時
30 クローズアップ現代 患者が中心・がん治療最前線
カルテのオンライン化とチーム医療に基づき、患者にすべての情報を伝えるという画期的な取り組みが静岡ガンセンターで始まった。
病状や治療に関する情報が電子カルテ化され医師・看護師など全てのスタッフがいつでも見られるだけでなく、主治医制も廃止され、スタッフ全員が対等な立場から治療について議論を交わしている。
患者も、治療スケジュールや検査結果などを、ベッド横にある液晶パネルで閲覧でき、スタッフと話し合った上で、患者自身が最良と思う治療を選択できる。患者本位のガン治療が目ざすこの取り組み、患者にとってメリットが大きい一方、選択する責任を重く感じ「専門家に決めて欲しい」と悩む患者もいる。
「究極の情報開示」はガン治療の何を問い、どう変えようとしているのか、模索する現場を密着取材する。
(NO.1924)
スタジオゲスト : 瀬戸山 元一さん(高知県高知市病院組合理事)
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