04/05/08 (土)
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ナイジェリアでキリスト教徒民兵の攻撃で630人死亡=地元民
ナイジェリアの地図、北西部Yelwaで630人の回教徒が殺されたとされる。 5月6日、Yelwaで赤十字センターが被害者の応急処置にあたる。
5月4日、Tarokのキリスト教民兵の攻撃で、避難するためYelwaで待機する回教徒信者たち。 5月6日、Yelwaにおいて、暴行を受けた75歳の女性

 [イエルワ(ナイジェリア) 6日 ロイター] 当地のイスラム教共同体の指導者は、2日に行われたキリスト教徒民兵による攻撃で、630体の遺体を埋葬したことを明らかにした。
 最終的な死者数は、1000人に達する可能性があるという。
 警察は、死者数については数百人としているが、遠隔地の集落である上に報復に対する懸念もあり、当地に入るのは極めて限られる状況。
 共同体指導者はロイター通信に、「昨日630体を埋葬し、1500人が負傷している。600人が緊急の治療を受けている」と語った。
 同指導者はロイター通信の記者を、死者の一部が葬られているという市内の地域に案内した。現場では土が掘り返された痕跡がみられ、異臭がしたという。(ロイター)

戦争を道具として目論む政治家達は自分の無能を自認し、
党派の闘争の計算者として戦争を利用する政党政治家たちは罪人である。
(ウィリアム=サムナー)

この普遍的な権力者の罪ゆえ、イラクに兵を送り、国民に税を強要しながら自らは未納している日本の指導者層も、国の主権者たる国民への背信犯罪人として裁かれるべきなんだ。

人類が人類の恩恵者達よりも破壊者達に対して相変わらず賞賛を惜しまない限り、
戦争は結局、野心の最たる追求となろう。
(ギボン「ローマ帝国衰亡史」より)

【視聴予定】
21時
00-50 NHKスペシャル 大欧州誕生・国境なき巨大市場▽歴史的瞬間▽人・物・金の大移動日本企業は
 世界のGDPの4分の1を占める巨大市場となるEU。新しく加盟する東欧圏との経済交流が加速し、これまでの境界線は消えて、ヒト、モノ、カネの移動が激しさを増している。東西の国境地帯では、半世紀の時を越えて市民たちの交流が始まった。そして、人件費が西欧の5分の1の東欧諸国には世界中の企業が進出、新加盟国は「欧州の工場」の様相を呈している。
 このように大きな格差のある地域との経済統合は史上例がない。EUは、特別査察チームを新加盟国に送り込み、環境、労働、物流などの種々の経済条件をEU基準に合わせるよう求めてきた。ポーランドでは工場や農漁業の現場で、血のにじむような努力が続けられた。その一方で、拡大傾向を見せるEUに対し、ロシアは警戒感を強めている。
 EUは歴史的な統合を成功させ、世界市場の勝者となることができるのか。巨大経済圏の実現に向けて突き進むEUと、拡大の現場で起きている激変ぶりを徹底ルポする。

【私的めもらんだむ】


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