連休明けに、ニート彗星(すいせい)という、01年に米国の研究チームが見つけた彗星が日没後の西の空の地平線上に姿を見せる。今月下旬にはリニア彗星も西の空に現れる。天気にもよるが、来月初めまで2彗星の「競演」が楽しめそうだ。
ニート彗星は15日に太陽に最も近づく。連休明けには3等級の明るさがあり、少しずつ暗くなっていく。
リニア彗星は現在、ブラッドフィールド彗星とともに夜明け前の東の低空にある。いったん地平線の下に隠れるが、26日ごろに西の空に現れる。明るさは3等級と予想される。
日没の1時間後くらいが見ごろで、双眼鏡を使うと見つけやすい。
地球に3つの彗星がほぼ同時に近づくのはとても珍しいという。
【関連サイト】AstroArts「大彗星がやってくる!」
「言ってくれ、人間とは何なのか?人間はどこから来たのか?どこへ行くのか?」
波は永遠のささやきを繰り返し、風は吹き、雲は飛ぶ。
星々は我関せずと冷たくまたたき、答えを待つは、愚者ひとり。
(ハインリヒ・ハイネ「歌の本」より )
星が輝き始めるのは、悲しみが我々に真実を示してくれるのに似ている。
(ベイリー )
人はあまりにも地球という星に慣れ親しんだ。愛おしさというより、今日も何処かで人間同士が殺戮を繰り返す、この血塗られた星に・・・無関心にも慣れ親しんでいる。大地に寝そべって、ワイン片手に夜空をあおぐ。酔いしれた心が夜空にさ迷う。星々の輝きが涙で滲んで見えなくなるほどに・・・
中世の悪魔は体中に目のある姿に描かれ、これをもって堕落の烙印とされた。これらの目は星月夜を象徴するという解釈もあるが、その説をとれば、皮肉なことに、多くの目をもつ悪魔自身は当然ながら暗闇の中に取り残されることになる。
(J.ガライ著「シンボル・イメージ小事典」より)
【視聴予定】
21時
54-23:10 報道ステーション 戦場に行くならわが社へ”危険地帯コンサルタント”急成長の舞台裏▽年金国会正念場▽独占映像…米軍攻撃のすさまじさ(テレビ朝日)
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