西ナイル熱媒介?の蚊、日本の宅地にも 全体の1割以上
日本の住宅地にいるアカイエカの1割以上が人と鳥の両方を刺すタイプで、米国で流行している西ナイル熱を媒介する危険性が高いことが国立感染症研究所昆虫医科学部の小林睦生部長らの調査でわかった。5日から福井市で始まる日本衛生動物学会で発表する。
アカイエカは、鳥を刺すタイプと人を刺すタイプがすみ分けをしていると考えられてきた。ところが、米国では交雑が進み、人と鳥の両方を刺すタイプが確認されるようになった。
小林さんらは、東京や大阪などで捕集したアカイエカ69匹が、どんな血を吸っているかを分析した。鳥の血だけを吸っていた蚊が51匹、鳥と人の両方が10匹、人だけが8匹だった。鳥ではカモとスズメの血が大部分を占めていた。
アカイエカは日本の住宅地でよくみられる蚊だが、米国のように、両タイプが交雑を起こしている可能性があるという。
西ナイル熱のウイルスはふだん、鳥とそれを刺すアカイエカなど蚊の間を行き来している。人がウイルスを持った蚊に刺されると感染する。このため、人と鳥の両方を刺す蚊は西ナイル熱流行の原因と考えられ、小林さんは「日本にウイルスが入ってくれば米国のように流行する可能性がある」と話す。
米国では過去2年、毎年200人以上が西ナイル熱で死亡しているが、いまのところ日本への上陸はない。
【参考】
★ミニ昆虫図鑑アカイエカ、ガイチューバスターズWEBアカイエカ
★ウエストナイルウイルス
最近お騒がせの鳥インフルエンザ・ウィルスと考え合わせるとゾッとするような話である。ウィルスの随時進化という特性が、爆発的な感染をもたらすことは充分に考えられることだ。
【視聴予定】
17時
30 報道特集 バグダッド陥落1年…最後の肉声壮絶奥大使 (TBS)
イラクで銃撃され亡くなった、外交官奥克彦さん。
日本を背負い、イラク人のため、外交の渦の中で何を考え、尽くしてきたのか。
死にいたるまでの足跡を追います。
彼と接した人の意外な証言とは。
委ねられた重責を取り巻く世界の流れ・・・。心理的葛藤は。
ともにイラクを走った井之上外交官と得た結論とは?
21時
00 NHKスペシャル 医師を問う(01)慈恵医大手術ミス▽父を返して遺族の叫び▽死亡率13%の心臓手術▽患者無視の医療
連日のように報道される医療事故。日本の医療の安全は、厚生労働省が「このような状況が続けば取り返しのつかない事態に陥る」として緊急アピールを出す危機的な状況になっている。‘知識・技術の不足’‘患者の話を聞かない’‘医療事故を繰り返す’…。これまで患者の立場からは見えにくかった医療現場の実態が明らかになる中で、医師個人はもちろん医療界、そして医療行政のあり方が問われている。日本の医療の質を高めるために何が必要なのか。視聴者からFAXやメールで寄せられた体験や意見を紹介しながら、2回にわたり求められる医療のあり方を考える。
23時
00 宇宙船地球号 巨大都市に飲み干された湖復活の物語 。(テレビ朝日)
米カリフォルニア州、シェラネバダ山脈のふもとにあるオーエンスレイクは1913年、ロサンゼルス市の水源となり、やがて涸れてしまいました。塩の砂漠となり、周辺には砂嵐によるぜんそく患者が増え続けました。
地元弁護士で、父、祖父とともに住民の治水訴訟に代々取り組んできたドナルド・オデールさんはその苦労を語ります。ようやく湖に水が戻りつつありますが、新たな水源になったコロラド川で同じ過ちを繰り返さないよう、ロサンゼルス市は節水を呼びかけました。大都市の水不足、そして節水対策を考えます
【私的めもらんだむ】
12時
ミラーサイト検討中。これからフレームを多用するため、どうしても広告が邪魔になるからだ。現在場所を提供している某サーバに応募、この「新じねん」の価値が試されることとなる。開設してもう五年にもなるだろうか・・・あっちこっち引っ越しして来たが、そろそろ落ち着きたいね。
これまで日曜日は猫族の総入れ替えをしてきたが、雌猫たちが飛び出してしまうため断念。夏に向けて窓を開けても大丈夫なように、窓枠に金網を張る予定。極貧ゆえ、わずかな資材を買うことすらかなわないが、今回はカネの管理人であるところの妹にOKをもらった。資材といっても金網はあるので、釘と角材ぐらい。猫たちには不自由させるが、これも道路に飛び出して車に轢かれないよう心配してのこと・・・許せニャンコよ。
一昨日、友人Fより電話あり。「疲れた」を連発していた。某大手建設メーカーで準社員として働くF、つい最近、ここの社員が自殺したニュースが伝えられた。原因は過労であろうとのこと、Fの話からも尋常でないことが伝わってくる。耳の奥から人の声が聴こえてくる、などと云っていた時期もあった。おいおい、大丈夫か?・・・大丈夫もなにも、食っていくためには仕方がないんだ・・・そんなやり取りをしたことを思い出す。しかし、食っていくために過労死してしまったら、食っていくことも出来ないわけだ。我が家にはその食うために、生きるためだけに生きている猫族がいる。人間という生きものの不自由さは、生物としての存在を無視する社会制度そのものにあるような気がしてならない。資本主義社会が拝金主義に拍車をかけ、そのために命が窒息していくイメージ・・・猫たちよ、おまえたち人間に生まれなくて良かったね。オレの傍にいるかぎり、飢えや事故で死なせやしないからな。そのオレが死んだりして・・・うむ。
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