【視聴予定】
21時
15 その時歴史が動いた 大久保利通・新生日本を救う▽明治初期幻の日清戦争回避への外交ドラマ
一八七四(明治七)年十月三十一日、日清全面戦争の危機を直前で食い止めた大久保利通の「決断の時」を描く。 西郷隆盛と大久保利通は、倒幕の原動力となった薩摩武士の中心にいたが、両者はやがてたもとを分かつ。新しい国造りを目指す大久保が士族の特権を奪う政策を唱えたのに対し、西郷は不平士族の代弁者となった。征韓論争でその対立が頂点に達したが、折から台湾に漂着した漁民が現地住民に殺される事件が発生し、清への出兵を望む声が国民の中に高まってしまう。
22時
00 NHKニュース10 ▽イラク・聖地でテロ陸自活動への影響は
23時
15 私はあきらめない 魂のピアノ・フジ子・ヘミング▽突然の失聴放浪の20年
今世紀最大の作曲家・指揮者の一人と言われる、ブルーノ・マデルナにウイーンで才能を認められ、彼のソリストとして契約したことは、フジ子が最も誇りにしていることのひとつである。ちなみに、この契約に際しては、フジ子の演奏に感銘を受けたレナード・バーンスタインからの支持、及び援助があった。
しかし“一流の証”となるはずのリサイタル直前に風邪をこじらせ、聴力を失うというアクシデントに見舞われる。失意の中、ストックホルムに移住。耳の治療の傍ら、音楽学校の教師の資格を得、以後はピアノ教師をしながら、欧州各地でコンサート活動を続ける。
【私的めもらんだむ】
17時
さっき、ちと嫌なことがあった。貧乏人はここまでコケにされるのか・・・と、ハラワタが煮え繰り返る思いだ。まるで貧乏そのものが罪悪であるかのような風潮が我慢できない。これまで地主の否応のない値上げ、商店からの食品購買拒否など様々なことがあった。それでも今は耐え忍ぶしかない・・・そう決心もしてきたつもりだ。仕事も細々つづけてきた。だが・・・哀しいかな私もなまみの人間ゆえ、どうしても屈辱には敏感になる。心ない言葉がときにグサリと突き刺さる。屈辱が心に刺さったまま、私はいまワインを飲み始めた。今日は酔いたい。グラスの中に自分の小さな死を見詰めながら・・・一気に飲み干すのだ。やがて酔いつぶれて眠るまで・・・
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