04/03/22 (月)
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 パレスチナ自治政府筋によると、22日午前5時(日本時間同日正午)すぎ、ガザ市にあるイスラム過激派ハマスの創設者で精神的指導者のアハメド・ヤシン師(65)の自宅付近に、イスラエル軍の武装ヘリが複数のミサイルを発射した。ガザ市内のモスク(イスラム教礼拝所)は拡声機で「ヤシン師が死亡した」と伝え、AP通信によるとハマスも殺害されたことを認める声明を出した。
 ハマス最高指導者の殺害は、今後、イスラエルに対する深刻な報復テロを招く可能性がある。
 同筋によると、ヤシン師は早朝の礼拝を終え、モスクから車で護衛とともに自宅に戻る途中だったという。ほかに数人が死亡したとの情報もある。現場周辺には多数の住民が繰り出し、「我々は彼(ヤシン師)の道を歩む」「アッラーの名にかけて報復を」などと叫んでいる。
 イスラエル軍はこの攻撃について声明を出していない。ロイター通信によると、パレスチナ自治政府のクレイ首相は「混沌(こんとん)への扉を開く行為」とイスラエルを非難した。ヤシン師は昨年9月にもイスラエル軍戦闘機の攻撃を受け、軽傷を負った。

 ヤシン師はイスラエル占領下のガザで78年、ハマスの前身の組織を創設。87年から、占領に対する抵抗運動インティファーダを始めた。89年に逮捕されたが、97年釈放。パレスチナで「インティファーダの王」とたたえられていた。
【視聴予定】
21時
00 スーパーテレビ特別版”佐々淳行極秘メモ”「警察指揮官が残した現場手帳74冊・初公開衝撃の中身とは…?」 ▽あさま山荘の(秘)指令▽三島由紀夫自決直前ラストメッセージ発見▽追跡・金大中氏ら致黒幕が30年の沈黙破る▽椎名桔平(日本テレビ)
 二十年に及ぶ警察歴任の間、戦後日本の重大事件で指揮を執ってきた佐々淳行(さっさあつゆき)氏。多くの事件の中心で危機管理を担ってきた彼が手帳に記録してきたメモを公開し、「東大安田講堂事件」「あさま山荘事件」「金大中事件」「大島三原山全島民避難」「三島由紀夫事件」などの内幕に迫る。資料映像や事件関係者へのインタビューなどで事件の概要を追い、事件当時の佐々氏の心情を表現したイメージドラマでは、俳優の椎名桔平が佐々氏を演じる。
【私的めもらんだむ】
11時
 突然急ぎの仕事が舞い込んだ。納期は明後日、ということは明日まで仕上げろ、と云うことだ。きつい。今度はアルミなので、下地に定着材を吹かねばならない。その定着材は乾燥が遅いうえに膜が張る。パテを付けるには定着材の乾燥を待ち、さらにパテの水研ぎの段階で定着材が剥離しやすくなる。定期的な待ち時間と、補修に次ぐ補修の繰り返し・・・これでは納期に間に合わない。難問だ。監督は午後一番で持っていく、と云う。急ぎの仕事なら正午前に持って来るべきだろう。発情した猫たちがもの凄い鳴き声をあげている。神経が逆撫でされる気持ち・・・頭の中がぐちゃぐちゃになりそう。こっちが泣きたくなる。元請けの強圧的な態度も不満だ。しかし・・・難問を乗り越えてこそのエキスパートではないか。愚痴はよそう。オレになら出来る、と思い込め。とにかくやるしかない。
15時
 アルミ製品ほか部品3体は30分遅れで社長本人が持ってきた。15時現在、パテ付け2回完了して、1時間半の作業だ。早くに完了したのは、パテに硬化剤を多めに混ぜたことによる。かつ手早くやることで時間を短縮した。しかし、定着材を入れたことで裏目に出ないか?とまだ不安だ。かえって膜がパテをアルミ面から剥離させてしまう恐れがある。事実、今もパテの突出部分を取ろうとして地金からパテが剥離している。定着材を入れるのはアルミ面が粉を吹き、塗面が剥離してしまうのを防ぐためなのだが・・・どっちにしてもトラブルは避けられない。一般の定着材にはウォッシュプライマーが用いられる。建築でもこれを用いることが多く、メッキ面、パイプの亜鉛止めなどに使う。明日の研磨及び仕上げ作業ではトラブルが続出しそうだ。パテ付け終了後にはすぐに研磨はできず、明日までの完全乾燥を待たねばならぬ。というわけで今日はこれで仕事は終了だ。


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