【視聴予定】
17時
30 報道特集
記憶が消えた・・・点滴に潜む恐怖
記憶が消える。
そんなことが本当に起きるのです。それも、点滴で・・・。点滴を病院で受けることを深刻に考える人は決して多くはないでしょう。
しかし、その点滴の受け方を間違うと、とんでもない事態になってしまうのです。
実際、点滴のミスにより、記憶を失う障害を持ってしまった人などを取材しました。
麻原判決! 教祖の妄想テロへの道
オウム真理教の麻原こと松本智津夫被告に、近く判決が言い渡されます。
問われる罪のうち地下鉄サリン事件の被害者は5000人以上。
事件から10年目。オウムが生まれた社会は果たして変わったのでしょうか。
当時、日本では認識が薄かったオウム事件をテロと捉える分析なども紹介します。
23時
00 宇宙船地球号 石が育てる砂漠の緑▽アフリカ新農法
アフリカ北東部紅海に面するジブチ共和国。国土の99.5%は、岩石や土で覆われた砂漠地帯です。食料自給率は3%で、飢餓が深刻な問題となっています。そんな状況を何とかしようと、東京農業大学『沙漠に緑を育てる会』のメンバーは、1991年から13年に渡り、ジブチの砂漠緑化プロジェクトを続けてきました。
かつてODAが巨額を投じた大型スプリンクラーは、EUの援助が終わるとジブチ自身では維持できなくなり、廃物となってしまいました。
この失敗を踏まえ、東京農大チームが生み出したのが、砂漠に無数に転がっている“石”を使った「ストーンマルチ工法」でした。
「荒れた土地を緑化するだけでなく、その土地でも農業を可能にし、地元住民が生活できるようにすること」を目標とし、真剣にプロジェクトに取り組む東京農大チームと現地の人々の姿を追います。
30 世界遺産 アマゾン巨大魚と潜る地球最後の水の魔境
ブラジルの中央アマゾン保護地区を紹介する。 二〇〇〇年に世界遺産に登録されたジャウー国立公園を含む六万平方キロもの広大な地域が、〇三年に中央アマゾン自然保護区として拡大登録された。南米最大の自由遺産が誕生した。アマゾン川の二大支流の一つ、ネグロ川にはコーヒー色の水が流れ、その流域はブラックウオーター生態系と呼ばれ、地球上で最も豊かな生態系の一つといわれている。その川でイルカと戯れる十三歳の少女と偶然出会う。少女の呼び掛けで近づいてくるイルカたちや少女と遊ぶ姿を撮影した。
24時
25 ドキュメント'04「死刑はこうして執行される…15段の階段と白い縄」
【私的めもらんだむ】
8時
暖かくなったとはいえ、やはり朝方は冷え込む。近所で梅の花を見た。春はもうそこまでやって来ている。今日は猫族の引っ越し、オスとメスを入れ替える日だ。隔離されていたストレスを解放してあげたい。
12時
猫族の引っ越しは無事済んだが・・・ミーが逃げ出した。呼んでもどんどん逃げて行く。国道に飛び出したら轢かれてしんでしまうんだよ!仕方なく、家の中で待つことにしたが・・・今度は盛りのついたコミックの鳴き声が耳について苛立つ。これではゆっくり食事も出来ない。コミックも車の中に閉じ込めたくなった。苛立ちを募らせている自分も嫌になる。卵焼きでもつくろうと思ったが、とうに油が切れていることに気が付く。納豆だらけの冷蔵庫は開ける気もしない。そして今、砂糖をぺろぺろ舐めている。
13時
庭を眺めていたらミーが木に登っていた。うまく餌で釣って家の中に入れた。ホッとした。苛立ちも瞬間的に消えた。臭いの元となっていた猫用毛布類を洗濯している。西側の窓を開け放した。春の風が吹き込み、コミックが窓辺に寄ってきていっそう甲高い鳴き声をあげている。命の本能が蠢く春でもある。人間もまた例外ではいられまい。理性と生物本能の鬩ぎ合い、そんなことを漠然と考えた。
|