04/02/15 (日)
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中東王家の近況、バハレーンのハマド国王&サウジのファハド国王
 写真左はバハレーンのハマド国王(Hamad al Khalifa 2)。大規模な改革を推し進めているハマド国王は、部外者の介入に批判的な意見をもつ。バハレーンでは他の湾岸産油国に見られる石油収入を梃子とした「王室費」のような不透明な支出方法が難しいため、一族を行政組織の幹部に登用することにより、ハリーファ家による支配体制の強化と王族の生活保障と言う一石二鳥を狙っているものと考えられる。(「中東経済を解剖する」より一部引用)
 写真右はサウジアラビアのファハド国王(Fahd al Saud 1982-)。リヤドにおいて国務省について語る。ファハド国王は初代国王イブン・サウドと妃ハッサ・スデイリの長男だが、何かと話題のアルワリド王子(Alwaleed 1957-)は同じくサウド国王とその妻Munaiyirの孫にあたる。そのアルワリド王子が今年1月、「ディズニーランド・パリ」の経営難に救いの手を述べたと伝えられている。

サウジ王子に再び救済要請 経営難の仏ディズニー

 【ロサンゼルス28日共同】米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーと、世界有数の資産家であるサウジアラビア王室のアル・ワリド王子(48)が、経営難に陥ったパリ郊外のテーマパーク「ディズニーランド・パリ」再建に向け交渉を続けている。
 王子は約10年前にも資本参加で同テーマパークの再建に協力しており、入場客減少に苦しむ「米国文化の象徴」が、サウジ資本に救いの手を求めた格好だ。
 ディズニーランド・パリは1992年の開業直後から入場客が予測を下回り、94年に米ディズニー社が再建に着手。ワリド王子はこの時期に3億ドルを出資した。その後経営は改善したが、2001年の米中枢同時テロや昨年のイラク戦争、フランスの交通ストなどで客足が鈍り、再び経営危機に直面している。(共同通信)
【視聴予定】
17時
30 報道特集
 金正日出生の謎…弟?後継争い!
金正日総書記が2月16日に誕生日を迎えます。
北朝鮮では誕生日を祝い様々な形で催しや報道がなされています。しかし、金総書記の誕生については謎が少なくありません。その謎とは?
また、ポスト金は誰か、後継問題も重要なテーマです。どのように後継が決まるのでしょうか。
 北の戦略!極秘訪朝ウラの動き
外務省の高官が、極秘に北朝鮮を訪問。 6カ国協議を前に拉致問題を協議しています。
この協議での進展は? この訪問に到るまでにいくつかのルートで日朝の接触が行われていました。日朝交渉のウラの動きも合わせて紹介します。
 イラクの実態! NGOが見た戦場と生活
陸上自衛隊がイラクで活動する同じ時に、イラクを訪れたNGO活動家がいます。阪神大震災でも活動した人たちです。彼らが見たイラクとは?
21時
00 NHKスペシャル SARSと闘った男▽自らの命をかけ感染の恐怖を警告した医師の全記録 
 昨年三月、世界で初めて新型肺炎・重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスと遭遇し、命を懸けて感染爆発を止めようとしたのが、国境なき医師団出身のイタリア人医師カルロ・ウルバニだ。世界保健機関(WHO)のベトナム事務所に勤務していたウルバニは、医師や看護師が次々とSARSに感染する中、最後まで患者の傍らに残り、ウイルスの危険性を世界に発し続けたが、自らもSARSに感染して亡くなった。ウルバニ医師がSARSとの闘いを記録したノートやメールを基に、その実像に迫る。
23時
00 情熱大陸 24時間年中無休で命を守る小児科女医奮闘記
 ペルーのマヌー国立公園を紹介する。 アマゾン川の源流の一つ、マヌー川を中心に広がる国立公園は、日本の四国にほぼ匹敵する広大な面積を誇る。標高四、〇〇〇メートルの山岳地帯から四〇〇メートルの熱帯雨林まで、多様な生態系が広がり、多くの絶滅危ぐ種など世にも珍しい動植物の宝庫。密林のジャガーや絶滅危ぐ種のオオカワウソ、擬態する昆虫、手足が退化した両生類などがいる。また、マヌー川流域の土手に土を食べに集まる、おびただしい数のインコの映像などもおくる。土の中のミネラルが彼らの好物である木の実の毒を体内で消すといわれている。
【私的めもらんだむ】
17時
 ひどい一日だった。唸りをあげて吹き込む風の中、工場内は戦場のよう・・・シャッターの無い零細の哀しさ、仕上げ間近の仕事には最低の環境だ。二階のドアが強風で開き、そこから猫族が飛び出す。再び猫を収容して仕事にかかる。それでも何とか今日のスケジュールはこなし、痛む足を引きずりながら自宅に避難する。頭痛を誤魔化すためウィスキーを胃に流し込む。まだ風が唸り、それが猫の鳴き声に聴こえる。



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