04/02/12 (木)
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11日のイラク軍兵士採用センター付近の爆破現場
敵は米軍やシーア派 イラク武装勢力の書簡

 【バグダッド12日共同】イラクで反米武装勢力の活動を指揮していると米軍がみているアブムサブ・ザルカウィ氏が、国際テロ組織アルカイダ幹部にあてたとされる書簡で、米軍やイスラム教シーア派勢力など4者をイラクでの「敵」と規定していたことが11日、分かった。
 連合国暫定当局(CPA)が同日公表した書簡は、米軍、シーア派、クルド人勢力に加え、新イラク軍・警察を「占領者の手先」と断じ「力をつける前に標的にする」として、自爆攻撃の対象にすることを明確にしている。
 10日から11日にかけて相次いだ新イラク軍・警察を狙った自爆攻撃は「書簡と関連がある」(米軍幹部)との見方が出ており、ザルカウィ氏の書簡に示された方針に沿って武装勢力が実行した可能性が強まっている。(共同通信)
 連続爆破事件での10日の死亡者50人、11日が46人、重傷者を考慮すれば犠牲者は100人を超えるものと思われる。
 ザルカウィ氏は68年、アンマン北東部のザルカ生まれ。アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン氏の側近とされる。3年前にヨルダンで米国人とイスラエル人旅行客を襲った爆弾テロ未遂事件の容疑者。昨年、ヨルダン軍事法廷はテロを企てたとして身柄を拘束できないまま禁固15年を言い渡した。またザルカウィ氏は、アンマンで起きた昨年の米国人外交官殺害事件にも関与しているとされている。(毎日新聞より抜粋)
 ヨルダンから禁固刑を言い渡されたまま逃亡しているザルカウィだが、もう一人ヨルダンから国外追放された重要人物も忘れてはなるまい。イラク統治評議会の幹部だったアハメド・チャラビである。現時点での彼の役職は分からないが、銀行不正取引でヨルダンから追放され、イラク旧秘密警察から入手した25トン分の機密資料でヨルダンへの報復を企てようとする節がある。逆恨みである。アメリカ占領軍に楯突くと見せかけては巧妙に擦り寄る狡猾さを持ち合わせる、今後のイラクの未来に障害となるだろう大悪党だ。【参考バグダッド国連爆破事件の背景1
【視聴予定】
11時
30 スクランブル 急展開外務省田中均氏が平壌へ・拉致家族帰国大詰め▽警察裏金作り実態生告発
13時
今週の徹子の部屋 2月12日(木) 出演
老 孟司(ようろう たけし)
「バカの壁に挑む黒柳徹子&養老孟司」
 大ベストセラーの「バカの壁」を書いた、東大名誉教授の養老孟司さんがゲスト。「バカの壁」とは、知りたくないことに耳を貸そうとしない‥‥そういった壁を築いてしまい、バカな事が生まれてくる。教育分野では子供が勉強できない、と親や先生が頭からしかる。すると子供は自分に壁を作ってしまい、物事を知ろうとしなくなる。諍いや紛争なども、相手を認めず、知ろうとしないで「バカの壁」を作って、おしつけるところからはじまる。これに対しては、まず相手を認めるところから始め、壁を破る。奔放なトットちゃんの考え方は養老さんの意見と共通するところが多く、例えば各々が皆個性をもっており一律ではないとか、教育のことを中心に話がはずんだ。養老さんの専門は医学で、解剖学から医者になるための人間の基礎ともいうべき人間科学を教える。今、日本が色々な壁にぶつかっているが、それを打ち破るヒントをわかりやすく語る。その他、女医の草分けである母のこと、黒柳の脳を調べたいなど、特異なトークが続く…
19時
30 クローズアップ現代 ▽遺伝子組み換え生物の衝撃
遺伝子組み換えの技術が急速に進んでいる。これまでは生産効率を上げるため、主に農作物の収穫量を増やすものが開発されてきた。しかしここ数年、より機能性や有用性を追求した『第二世代』と呼ばれる遺伝子組み換え生物が実用化の段階を迎えようとしている。
ほうれん草の遺伝子を使って脂肪を植物性のものに変えた「ヘルシー豚」、クラゲの遺伝子を入れた「光るメダカ」、「薬用成分の乳を出す羊」、「アレルギーを防ぐ米」など、植物や動物の枠すら越え、新しい生物が誕生している。2月、遺伝子組み換え生物の環境への影響を規制する法律が初めて施行されるが、安全性の基準作りや、生態系への拡散を防ぐ取り組みは遅れている。
遺伝子組み換え技術の最前線と課題を見つめる。
(NO.1864)
スタジオゲスト: 小林 傳司さん(南山大学社会倫理研究所所長)
【私的めもらんだむ】
11時
 猫に餌を与えようとしていきなり人指し指を噛まれる。激痛に思わず悲鳴、指から血が滴る。噛んだのはブサイク、罵倒しながらオキシドールで指を洗う。飼い犬ならぬ飼い猫に噛まれる、恩を仇で返す行為に猫への敵愾心がつのる。とは大袈裟な、と思われがちだが、今日は本当にそう思った。そう思いつつも、せっせと他の猫族たちに餌を与えつづける私は何なのだろう?にゃあにゃあ猫の鳴き声に包まれながら、「猫地獄」に翻弄される哀れな自分の身の上を嘆いている。今日は猫族たちを外に出さないことにした。猫の鳴き声のしない世界に逃れたい。そんな苛立ちを加速するのは再び切れている仕事、いつも休日前に入荷するので明日には入るはず。何もかも忘れて一心不乱に仕事に没頭したい。


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