04/02/03 (火)
苦肉の策で完了!と思いきや・・・また点滅

 昨夜、ADSLモデムの電源を切ってから再び不安定になる。現在午前7時半、いつ眠ったかも覚えていない。おそらく仮眠をしても熟睡していないだろう。オレは何をしているんだろう?と思いつつ、時間の経過とともに苛立ってきているのを自覚する。やはり回線の追加工事は避けられないようだ。そんな余分なカネも無し、どうしよう?とにかく少し眠らなければ・・・おっと、その前にニャンコに餌をやらねば・・・またウンチたっぷりしてるんだろうなぁ。モデムのADSLランプが憎たらしく点滅を繰り返している。見るたびに神経を逆撫でされるようだ。

 14時15分、今のところ何とかADSLは安定しているが、いつまた不安定になるか分からない。風邪ひいた。ちと熱っぽい。休みたい。

 17時20分、仮眠から目覚める。同時に苦肉の策を思い立つ。ADSL回線の不安定をそのままにブロードバンドをする策だ。よくよく考えたら、一時的にでも安定している環境を継続すればいいことに気付いた。今こうして日誌を書いている時点での環境、ADSLランプは点灯し難なくブロードバンドの環境は維持されているではないか。不安定になるのはモデムの電源を切った後なのだ。ということは、常時接続にして電源を入れっぱなしにしておれば良い、ということになる。
 トラブルの原因は電話回線を用途に応じて細分化してしまう「ブリッジタップ」によるものらしいのだ。外の引込み線を対象に工事をすれば約2万円、中の自宅配線なら5千円ぐらいで済むとのこと。疲れていたせいか、その「5千円ぐらい」という言葉がひっかかり、思わず係員に建築業界の悲惨な生活を説明するはめになった。泣き落とし、である。その5千円すら苦しい出費なのだと、さらに安くするよう迫ったが、やはり無駄だった。こうなれば1円だって出したくない。
 かくして、モデムの電源を入れっぱなしにしてADSLの環境を保つ、という苦肉の策を考えたのであった。誤って電源を切ってしまったら、回復には少なくとも12時間以上はかかってしまう。それ間ずっとADSLランプに付きっきりで、点滅が点灯に変わるのを待つ、という長期戦になる。というわで、今はモデムの電源を切らないよう、何とかブロードバンドの波に乗っているというわけだ。
 いま工場にある製品はすでに1日に仕上げてある。5日に納品、入れ替わりにロータップ入荷の予定。監督の話では、2月は忙しくなるとのこと。そうあってほしい。急に仕事が増えた理由は、どうやら中国の急成長に起因しているのではないか?と思い始めている。日本ではコマツが参入して驀進しているらしい。それでも、少なくとも10台以上ないと採算が取れないのだから、監督の云う多忙も実質的には気休めにしかならない可能性大だ。建築業界はそれこそ全滅に近い。業者に電話しても、全く仕事が無い、といった返事ばかり。そうなると畑違いの仕事に着手してきた私などはまだ運が良いということになる。人間社会の変動をよそにただコツコツと、一心不乱に仕事をしていたい。利害を離れたところで、平凡な生活を営めるだけの糧に満足し、緑に映える庭の植物たちを眺めていたい。それでいて、自国民の命を危うくするような戦争を鼓舞する権力者を警戒しつつ、最期の日には大空を眺めて仰向けになって死んでゆく。そんな野垂れ死を望む。


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