NTTの口座振替の通知を見て驚く。1万円を超える請求に、テレホーダイが機能していなかったことに気付く。どういうこった?納得がいかないままNTTに強く抗議する。訊いてみれば何の事はない。テレホーダイの対象となる電話番号を変えるのを忘れていたのだ。つまりテレホーダイ毎月1800円が無駄になっていたばかりか、それが機能しているものと思い込んでインターネットをしていたのだった。その分まるっきり接続料を取られていたことになる。それもこれも早くADSLにしなかったことがトラブルの元だった。あ〜あ損した。というわけでブロードバンドに対応すべく急遽申し込む。来月の2日工事となった。
そんな中、急ぎの仕事が入る。明日までに仕上げてくれ、だと・・・うわあ、かなわん。どれだけ手間がかかると思っているのか?監督さんよ。今手がけている仕事を後回しにして、とにかくパテを今日中につけなければならぬ。こうなれば乾燥の時間短縮しかない。急ぎ温風ジェッターを稼動しての作業となりそうだ。明日には二つの仕事を同時に終らせねばならない。それも色違いときている。作業の節目毎にカップガンを洗い、材料を入れ直す目の回るような仕事だ。どうなることやら、無理をしてでも完成させねば・・・
15時半現在、持病の下半身の鈍痛を堪えながら、何とか仕上げの目星はつけた。明日の正午からまりまでには終わる予定。こうした臨機応変の対処は自分の仕事の総集編、だてに孤軍奮闘してきたわけじゃない。と、たまには自分を褒めてやる。思えば当初は何も知らなかった金属分野、引き継いだ時点で「本当に出来るのか?」と何度も監督に念を押されたっけ。でも安心してもいられない、最低月に10台はこなさなければ採算がとれない仕事のこと、今月はまだ2台しかやってはいない。それも20日締めだから、今月は部品1000円分の収入しかないということになる。極貧の最中、辛うじて私の生活を支えているのは支援の賜物であり、今年こそ自分の可能性を試す年と決意もし、いずれ恩返しをしたく思っている。
去年暮れには秋田でまたひとり経営者が自殺したと聞き及んでいる。頑張って会社を維持しようとするだけ、累積赤字も膨れ上がるという悪循環、ために保険金を当てにしての自殺が殆どらしい。そこまで追い詰められた覚悟の自殺に国の対応はあまりに無慈悲ではある。国会答弁で「中小企業対策も万全である」とのたまうコイズミ首相に白々しさを感じつつ、寒さに鼻水を垂らしながら労働の意味を問い直す。武装して他国に踏み入ることが国益になるなどと云う政府をどうして信じることができるというのか?!コツコツ地道に働くことすら報われないような国を、どうして愛せようか?
今日はまとまりのつかない日誌になってしまったようだ。たとえ生活困窮の中にあっても夢だけは失ってはならないと、いつも自戒している。夢イコール希望、と言い換えてもいいだろう。何気ない生活に喜びを見出し、その発見と感動をもって感謝する日々・・・ときに夢の創出は現実より現実的となる。そう信じて疑わない今、私は幸せ者だと・・・
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