劣化ウラン弾の危険を知っていた米軍首脳
日本テレビ、ニュース出来事「急増する先天性異常…ハイテク兵器の影響か」より
2000/01
湾岸戦争症候群・目次
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ハイダ君、12歳 リンパ腫をわずらっている。 首、脇の下、全身に腫瘍が見られる。 外科手術、化学療法を試みるが、効果は ない。 ハイダ君はバクダットの北、爆撃が激しかった ハイダに住んでいた。ハイダには今も放射性 物質がたくさん残っている。 |
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スーラちゃん、1歳6ヵ月 急性白血病。 髪の毛が抜けつづけ、歯茎からの出血が 止まらない。一日に10袋の血小板が必要 だが、経済制裁のために2袋しか手に入ら ない。 このまま血小板が入らない限り、スーラちゃん の命は数ヶ月で消える。 |
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↓アメリカ軍の内部ビデオ | 湾岸戦争で使用された劣化ウラン |
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ビデオでは防御服を着用していたが・・・ | 湾岸戦争では危険すら知らされてなかった |
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イギリス軍の兵士として参加したダンカン氏は、戦場で劣化弾で破壊された戦車などの解体作業に従事、その直後から体の不調を覚えていた。内部ビデオに写っているように防御服の着用は指示されず、劣化ウラン弾の危険も知らされてはいなかった。帰国してから生まれた二人の子供は共に障害を負って産まれている。長男のケネス君・五歳は腸や脳の病気をわずらい、五人の医師のもとに通っている。ほか足の指が重なり合う奇形、耳の奇形がある。その下の女の子ヒーザーちゃん・二歳も同じく足指の奇形、左耳の難聴、言葉がうまく話せないなどの先天的障害を背負っている。