03/10/22 (水)
<イスラエル軍>ガザ周辺の空爆 13人死亡約100人負傷
 【エルサレム樋口直樹】パレスチナ自治区ガザ市で20日、イスラム原理主義組織「ハマス」の活動家などを狙い3件の空爆を行ったイスラエル軍は、同日夕以降さらに2件の空爆を行い、パレスチナ人の死者は計13人に、負傷者は計100人近くにそれぞれ増加した。シャロン・イスラエル首相が同日の国会演説で「テロ防止のためあらゆる方策を取り続ける」と言明したのに対し、ハマス側も報復を宣言するなど「暴力の応酬」の激化が予想される。
 目撃者などの話によると、イスラエル軍は20日夕、ガザ地区中部の難民キャンプで4度目の空爆を敢行。ハマス軍事部門の幹部らを乗せた車にミサイル数発が撃ち込まれ、付近にいた民間人を含む10人が死亡した。死者の詳細は不明。イスラエル軍はさらに、日中に攻撃したガザ市内の建物を再び空爆した。これに先立ち、イスラエル軍は日中に3件の空爆を行い、ハマス軍事部門の活動家2人と近くにいた民間人男性1人の計3人を殺害している。1日に5回もの空爆が行われ、13人が死亡するという異常事態について、エラカト・パレスチナ解放機構(PLO)交渉局長はロイター通信に対し「ここ1年間で最も残酷で危険な事態の拡大だ」と指摘、衝突の沈静化を図るため国際社会の速やかな介入を求めた。(毎日新聞)
 そろそろ母ちゃんの命日だね。迷惑かけてきた分、忘れられないんだ。忘れちゃダメだよね。忘れるもんか。中東ではまだ戦争をやってるよ。最愛の息子たちを失った母親の嘆きが聴こえるよ。同じ人間としての心を持つ者にとっては、中東といえども近い国だ。そうだろ?どこが違うって云うんだ。戦争を正当化する為政者、戦火で亡骸となって帰ってくる息子・・・その母親の嘆き・・・心が痛いよ。
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