03/10/16 (木)
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へくそかずら(‥かづら)【屁糞葛・屁屎葛】 TOPに戻る
アカネ科のつる性多年草。各地の原野に生える。茎はときに長さ一〇メートルに達し他物にからむ。葉は長卵形で長柄をもち対生。夏、葉腋から短い集散花序が伸び、先の五裂した鐘花が数個集まって咲く。花冠は外面が白く内面は紅紫色。果実は小さな球状で黄褐色に熟す。和名は、茎葉に悪臭があることによる。漢名は牛皮凍で、女青を当てるのは正しくない。やいとばな。さおとめばな。ひょうそかずら。






























みぞそば【溝蕎麦】 TOPに戻る
タデ科の一年草。各地の溝の縁や水辺に群生する。高さ三〇〜九〇センチメートル。茎には稜があり小さなとげが多い。葉は柄をもちほこ形で長さ五〜一〇センチメートル。秋、枝先に花被のない淡紅色の小花が頭状につく。果実は球形で三稜がありソバに似る。茎・葉を煎服すればリューマチに効くという。漢名は戟叶蓼で、慣用に用いる苦蕎麦は中国産の別種の名。たそば。うしのひたい。《季・秋》






























せんだん‐ぐさ【楝草】 TOPに戻る
キク科の一年草。アジア、日本の本州以西の原野に自生するほか、オーストラリア、アフリカに広く分布する。高さ〇・三〜一・二メートル。葉は対生し、柄をもち一〜二回羽状複葉で三〜一一枚の小葉をもち、小葉は卵形または長楕円形で先がとがり縁に鋸歯がある。晩秋、茎頂および枝先に径約一センチメートルの黄色い頭花をつける。果実は線形で冠毛はとげ状で四本あり、逆向きの小さなかぎをもち、動物や人の衣服などについて散布される。古く漢名に用いた鬼針草はコセンダングサの漢名。きつねばり。きばなのせんだんぐさ。《季・夏》






























あわだちそう(‥サウ)【泡立草】 TOPに戻る
「あきのきりんそう(秋麒麟草)」の異名。
あきのきりんそう(‥キリンサウ)【秋の麒麟草】
キク科の多年草。各地の山野で日当たりのよい所に生える。高さ三〇〜六〇センチメートル。秋、黄色い花が円錐状の穂となって咲く。あわだちそう。きんか




























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