03/09/02 (火)


「ナジャフ事件とは無関係」フセイン氏の肉声?TV放送
 カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは1日、イラクのフセイン元大統領の肉声と称する録音テープを放送した。イスラム教シーア派の聖地ナジャフで同派の有力指導者ムハンマド・バーキル・ハキーム師ら多数が犠牲になった爆弾テロ事件と自身は無関係、と述べている。テープに収められた声は「異教徒の侵略者は証拠もなく、サダムの支持者がハキームを殺した、と金切り声をあげている。だが、サダムはこの事件に責任を負わない」と語った。「サダムは少数派ではなく、イラク人全体の指導者だ」と発言。特定の民族や宗教グループを狙った攻撃には関与しない、と主張している。

 チャラビ国民会議代表などは当初からフセイン大統領派の仕業と決め付けていたが、チャラビが事前に国連爆弾テロの情報を知っていたことなど、謎が多い。その情報源はムカバラト(イラク旧秘密警察)だと噂されているが、チャラビはムカバラトの25トン分の機密資料を握っている。この資料にはアメリカも注目していて、今後チャラビと組んではこれを武器にさらに何かまた悪巧みをしそうな気配だ。アメリカの次の標的はイランだと囁かれているが・・・

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