03/08/19 (火)
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将軍様スイスに隠し預金5000億円
韓国誌が報道、米政府がすでに凍結か
【ソウル18日=夕刊フジ特電】将軍様、スイスに隠し資産40億ドル−。北朝鮮の『狂気の独裁者』金正日(キム・ジョンイル)総書記が、スイスの銀行だけでも40億ドル(4800億円)にのぼる隠し資産を持っていることが明らかになった。将軍様が最も寵愛する高英姫(コ・ヨンヒ)夫人(50)の妹夫婦が暴露したもので、米政府は米国や英国内の隠し資産も含め、すでにスイスの資産を凍結する措置を講じたという。
 秘密資産を暴露したのは、高夫人の妹、高英淑(コ・ヨンスク)さん(45)と夫。夫の名字は朴氏だが、名前は不明で年齢は40代後半とされる。夫妻はスイスを経由して、98年5月に米国に亡命し、現在も米政府の保護下にあるという。その2人と面談する形で、18日に発売された韓国の「月刊朝鮮」9月号が、将軍様の隠し資産について報じた。高英淑さんらはスイスのほか、米国やイギリスなどに持つ秘密資金運用の実態を暴露した。金一族の指定留学先のスイスは、格好の資金運用の基地となっている。ベルン郊外には別荘もあり、高英淑さん夫妻も、スイスに「外交官」の資格で滞在していた。その当時、高英淑夫妻が「在スイス米大使館を通じて、米国に亡命を申請してきた」(米国務省筋)とされている。高英淑夫妻は、将軍様が米、英証券取引所への投資や、スイスの銀行資金を運用している実態を詳細に説明。金王朝の海外資金の流れを把握した米政府は、すでに資金を凍結したという。「米政府による資金凍結が確実になされていれば、海外からの経済援助とミサイル・薬物密輸に頼らざるを得なくなっている北の台所事情は、かなり苦しくなっているはず」(日朝関係筋)との見方も浮上する。金総書記の第1夫人は成恵琳(ソン・ヘリム)さん(故人)だが、将軍様が現在も最も大事にしているのは、高英姫夫人とされている。高英姫夫人に対しては、北国内で、偶像化の動きが高まっている。日本への不法入国が露見し、金総書記に海外へ追放されているという長男の正男(キム・ジョンナム)氏=成恵琳夫人の子=に代わり、高英姫夫人の子の二男、正哲氏(キム・ジョンチョル)氏や最近までその存在が対外的に明らかにされていなかった三男の正雲(キム・ジョンウン)氏が金総書記の後継候補に浮上している。当然、高英淑夫妻もそうした事情に詳しいとみられ、正哲、正雲両氏のスイス留学の際には、2人の面倒をみる立場にあったという。
 金王朝の核心に触れるこの2人については、米国も重用しているようだが、夫妻は亡命の動機については、「金正日の秘密をあまりにも知りすぎたため、殺されるかもしれない」と語るばかりで、詳しいことは明らかにしていない。米国は27日から北京で開催される6カ国協議で、ラムズフェルド国防長官らネオコン(新保守派)に配慮して、「対北不可侵を確約する準備はあり、それは可能だが、(金王朝の)体制保証には応じない」との立場を表明する構えである。
 イラクのような体制転覆を否定しながらも、「体制保証をしない」という裏には、将軍様の隠し資産を押さえたことで、北が経済崩壊で国家存亡の危機にあると考えているフシもある。
【参考】http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_08/1t2003081801.html

 
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