ロンドンは平穏な日々が続いています。
気になることといえば、スーパーやコンビニの陳列棚にミネラルウォーターのボトルの目立ちはじめたことでしょうか、、別になんと宣伝してあるわけではないのですが、芸もなくズラッと並んだボトルが、店のいつもより多くの部分を占領しています。それとなくおとづれる危機感を象徴しているように思えます。
政府当局は「市民に必要以上の恐怖感を煽らないように注意しながら、できるだけの情報は公開して、非常時そなえた配備を万全にしていきたい」と、ことあるごとにマスコミを通じて公言しています。
それで、3月23日(日)には地下鉄バンク駅を閉鎖して非常事態を想定した救出訓練がおこなわれるそうです。これは市民の避難訓練ではなくて、警察消防当局のためのシミュレーション訓練(軍隊は不参加)です。どんな内容の非常事態かは当日まで非公開で、より現実味のある訓練にしたいとのことです。バンク駅の選択に特別な意味はないそうですが、その名のとおり、金融街の中心地ですね。
それにしても、もしロンドンに放射能や化学・生物兵器攻撃があれば、市民に逃げ場はないですよね、自分でできることといえば、埃が入らないよう窓をテーピングして家に閉じ篭るくらいでしょうか、、携帯用ラジオと非常食のチョコレート、電気がなくても暖をとれるカイロくらいは用意してありますが、、あ、水はまだない、やっぱり買っとかなくちゃいけないか、、
きのう(3月4日)はロンドンで行われたストロー外相とロシア代表との会談は静かながら物別れに終わったこと(つまり、ロシアが国連安保理で拒否件を行使する可能性は消されなかったこと)が報道されていました。
こちらはまだ寒いですが、梅や桜のような花がさきはじめました。
「ひょっこりヒョウタン島」を口づさみながら、がんばっています。
|