03/06/15 (日)
<リベリア>反政府勢力との戦闘で死者300人以上
 【ヨハネスブルク城島徹】リベリアからの報道によると、首都モンロビア周辺の政府軍と反政府武装勢力の最近の戦闘で一般市民を含む300人以上が死亡したことが分かった。同国のコールマン厚生相が13日明らかにした。中断していたガーナでの和平会議は12日に再開したが、テーラー大統領の辞職を求める反政府武装勢力の要求を同大統領は拒絶し、「和平成立には、自分への戦犯法廷の起訴の取り下げが必要だ」と主張している。モンロビアでは戦闘を逃れた10万人以上の市民が路頭に迷い、食料不足や衛生事情の悪化からコレラなどの疾病の発生が伝えられ、国際社会の人道的援助を求める声が高まっている。(毎日新聞)


首都モロンビアの路上に放置されている内戦の犠牲者。戦車に轢き殺された痕が分かる。 シエラレオネとギニア両国のLURD武装勢力が国境地帯Kolahunからリベリア北部に進撃する
リベリアのチャールズ・ティラー(Charles Taylor)大統領がガーナでの和平会議において直立して国歌を聴く。 13/06/10、首都モロンビアで食糧配給に列をなす難民たち。



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