03/06/03 (火)
 猫の小屋は完成したけど、今度はその金網の隙間を潜って逃亡する始末。逃げ出したのはブサイク、厄介なのは逃亡した当のブサイクが今度は中に入ろうとしていることだ。頭にきたのでほっといている。猫騒動はまだ続く。せっかく小屋をつくったのに、ナメ次郎も気に入らないらしく、逃げ出そうと激しく鳴きつづけている。何より、数週間の間に彼らの落としたウンチの量が半端じゃない。布団やバック、パソコン雑誌の上にコッテリやりやがった!客用の布団も全部駄目になった。4畳半二部屋と6畳の部屋が彼らの糞尿のため封鎖、開かずの間となっているが、それに書類置き場となっている4畳半一部屋が開かずの間となりそうだ。そのための猫専用の小屋づくりだったが、彼らが入らない以上、うまく誘導するしかない。ウンチは一つ一つキッチンパックで拾い集めている。消毒にクレゾールを噴霧しているが、このクレゾールがウンチに劣らず臭い。今年生まれたチビッコ・ギャング四人組もいっちょまえに小さく細長いウンチをばら撒いている。しかも台所に・・・さすがに今日は疲れらを可愛いとは思えなかった。怒鳴り散らしたら猫族みな蜘蛛の子を散らしたように居なくなった。

 小屋は東の縁側沿いにつくった。西の窓にも網を張って開けっ放しにしているので、風が部屋の中を通過していく。風が吹いていると臭いは殆ど気にならない。この吹き抜けが小屋をつくった目的のひとつでもあった。問題は無風状態のときで、このときばかりは臭いが鼻を突く。今日は慣れない大工仕事で手にあちこち小さな傷をつくってしまったので、明日から掃除しようと思う。仕事が入ればその間掃除も出来ないので、まとめてやることにしている。

 23時少し前、暴走族集団をパトカーが追いかけて行った。私が猫を捕まえようとするのに似ている。会社前の国道ではすでに何匹も猫が轢かれている。もう猫が車に轢かれるのは見たくない。出来れば300坪の敷地周囲全体を金網で覆い、自由に猫たちを遊ばせてやりたい。暴走族とパトカーがUターンしてまた走り去って行った。我が家でも深夜を問わず猫族の暴走がつづいている。

 

仏壇の前で暴走するチビッコ・ギャング

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