03/03/12 (水)

ハマス軍事部門指導者 イスラエルの攻撃で死亡 03/03/08-殺害されたハマス闘士たちの葬列REUTERS/Jose Manuel Ribeiro 03/03/09-ハマス幹部イブラヒム・アルマカドマ氏（Ibrahim al-Maqadma）の葬列 REUTERS/Jose Manuel Ribeiro 　［ガザ　８日　ロイター］　イスラエル軍の武装ヘリコプターが、パレスチナ自治区ガザで乗用車をミサイル攻撃し、イスラム原理主義組織ハマス幹部１人とメンバー３人が死亡した。ハマス関係者が明らかにした。死亡した幹部は、ハマス軍事部門創設者の１人でもあるイブラヒム・アルマカドマ氏（５０）。 　ハマス関係者はロイター通信に対し「今回の暗殺により、対ユダヤ闘争が新たな局面を迎えることになるだろう。今後、イスラエル人指導者全員がハマスの標的となる」と述べた。パレスチナ自治政府は、パレスチナ諸団体による努力を水の泡にする行為として今回の事件を激しく非難しており、その結果はイスラエル政府に責任があるしている。イスラエル軍のコメントは得られていない。（ロイター） ◆ハマス(Hamas) 一九八七年末、西岸・ガザで始まったパレスチナ人の住民蜂起「インティファーダ」を契機に、ガザのムスリム同胞団を母体に組織された。ハマスは「イスラム抵抗運動」のアラビア語の略語で、それ自体「激情」を意味している。指導者は九七年秋に釈放された車椅子のイスラム法学者アフマド・ヤシン師。パレスチナはワクフ（イスラム教の宗教財産）であり、非イスラム教のイスラエルと取り引きすることはできないとして、和平に断固反対している。ムスリム同胞団からは七〇年代末か八〇年代初め、やはり対イスラエル武力闘争を掲げてイスラム聖戦（Islamic Jihad）が分離した。両者ともアラファト体制とは距離をおいており、九六年二月から三月にかけては連続自爆テロを起こし、イスラエル選挙に大きな影響をあたえた。また、九七年夏にもエルサレムで自爆テロを起こした。 　ハマスはイギリスの対国外諜報機関ＭＩ６のシステムと酷似していると云われる。実戦部隊が細分化され、かつ脈絡が断ち切られているため、指令の出所を遡ることが困難なのだ。イスラエルのモサドもそのことに気付き、以後、独自のルートを開発して探索している。そもそも１９８７年のハマス創設自体が謎に包まれている。その年の３月にインティファーダがガザ地区で画策され、イスラム顧問評議会がナザールやゴーシュといったイラン側メンバーを在シリア・イラン大使と引き合わせ、シリア情報部長官デューバ将軍なども同席した。ハマスの前身はシリアのダマスカスにおけるイラン政府の隠密外交に端を発していたのだ。ちなみにホメイニ師（Ruhullah khomeyni 1900-1989）はその１８年前、１９７９年のイラン革命を契機に劇的に登場し、イラン・イスラム共和国を樹立している。かくして１９９２年のスーダン・キャンプにおける原理主義者たちの訓練もイラン政府が経費の全てを負担し、訓練はＭＩ６方式そのままに行われていたと云う。ハマス＝イラン＝シリアといった一連の関連性は、すでにイスラエル政府も確認済みだろう。今回のアルマカドマ氏暗殺にモサドがどう関わっていたのか？知るすべとてないが、モサドの全貌はその手口などと共に決して明かされることはないだろう。仮に明かされるとしたら、それはイスラエルが消滅したときしかない。 03/03/10-ハイファ（Haifa）のカーメル（Carmel）山頂にあるイスラエル軍と米軍の共同居留地のパトリオット（Patriot）ミサイル配備拠点。アメリカがイラク開戦に踏み切るなら、イスラエルはそれに追従するとして、イラクの生物化学兵器にも対応する準備を進めている。 REUTERS/Baz Ratner 【ネット散策拾い物ぶっくまーく】 ナチ第四帝国アメリカの陰：化学兵器だった甘味料【ニュートラポイズン】全文訳（阿修羅掲示板より） 　この資料は貴重だ。分析する価値あり､じっくり検証してみたい。

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