<イラク問題>4万人が「平和」を訴え 東京・日比谷で反戦集会
イラク攻撃に反対する大規模な反戦集会が8日、東京・日比谷の野外音楽堂で開かれた。国際協力活動を行うNGO(非政府組織)や平和団体など47団体が呼び掛けた「ワールド・ピース・ナウ3・8」(同実行委員会主催)で、若者や家族連れを中心に約4万人(主催者発表)が参加した。ノンフィクション作家の吉岡忍氏、人材育成コンサルタントの辛淑玉(シンスゴ)氏らがステージに上がり、「力ずくの国際政治を変えていこう」「小さな声を結集して」と連帯を呼び掛けた。銀座周辺で行われたパレードでは、参加者が手製のプラカードや横断幕を掲げて「平和」を訴え、長い列が繁華街に延びた。この日は、東京のほか全国約30カ所で反戦の集会やデモが催された。 【清水忠彦】(毎日新聞)
東京でも4万人規模の反戦デモが行われたが、この波紋は今日の日曜にも地方に拡大するだろう。我が地元でもすでに予告されているので、午後あたりから足を運んでみようと思っている。その間、猫たちには留守番をしてもらわなくてはならない。世相を反映してか、東京の街頭デモではカラフルなプラカードや服装が目立つが、イランやパキスタンなど第三国といわれる国の人々のデモは地味である。それだけに切実で真摯な祈りが伝わってくるようだ。一過性のお祭騒ぎに終わらせないためにも、見た目の派手さより日々の継続的な平和への祈りを期待したいところだ。終わりのない平和を希求するとしたら、それこそ永続的な祈りとなるのだから・・・ |