昨日は父の命日だった。私とは正反対の性格、穏やかな笑みを絶やさない父だった。よく人に慕われた。何かと相談にのった。連帯保証人になって毎日のように金策に駆けずり回っていた。私が20代の半ばの頃、心臓肥大症で父は亡くなった。病院に運び込まれてから三日目の急死だった。母が号泣し、私は呆然と立ち尽くしていた。葬儀の日、小雨が降り続いていた。冷たい雨・・・あの日を私は決して忘れない。
父を想うと人生の虚しさが、母を想えば悲しみが・・・こみあげて来る。そんな思い出から喜んだ日々の僅かな記憶をピックアップして、心の中で増幅してみる。自分だけのアルバム、取り繕った写真を捨て、素朴な笑顔だけの写真を貼ろう。二度と戻れない人生も、ここでは時間を超越して自由に帰っていける。父の命日から10日後は母の命日だ。私はあなた方の子どもに生まれて幸せだった。思い出をありがとう。
最近、削り節に醤油を垂らしてご飯を掻っ込むことが多くなった。食事をするのが面倒になったのだ。猫族たちはそういうこともなく食欲は旺盛だ。生きものにとって食欲がないのは命にかかわる。必死になって餌に飛びつく猫たちがそれを証明している。私はまた「痩せたね」と云われた。その人とは数ヶ月前に会ったばかりなので、ちと不安になっている。自分でも頬がこけてきたのは分かっていた。以前は80キロ以上あった体重も、今では67キロぐらいに減った。このままいけば60キロまで減るのではないかと思っている。普通に食事を摂取すると気持ちが悪くなる。だから少量ずつ分けて食べている。分食というやつだ。筋肉の衰えも自覚し、最近は腹筋とダンベルで腕を鍛え始めた。50回ずつ、日に三回ぐらい繰り返している。慣れてきたらバーベルも使おうと思っている。そうすれば食欲も湧いてくるだろう。持病の痛風も治ったようだが、あいかわらず下半身の鈍痛は続いている。50メートルも歩くと引きつって座り込んでいる。それでいて自転車には平気で乗れるのだから、おかしなものである。筋力トレーニングと尿飲用療法を持続させることで様子を見ていきたい。
そろそろ次の仕事も出てきていい頃だ。そのための材料も購入してある。仕事をしていないときは食事もまずい。気持ちも萎える。明日あたり監督に訊いてみようと思っている。おそらく不景気が響いているのだろう。親亀こければ子亀もこける。連鎖倒産という悪夢を振り払い、まずは気持ちを高揚させるためにガッツポーズでもしよう。カラ元気でも出さないよりはいいだろう。
【視聴予定】
■19:30-20:00 NHK総合 クローズアップ現代
NATO拡大・対テロ戦略は
■20:00-20:54 フジテレビアンビリバボー「衝撃人類滅亡のシナリオ」
謎の突然死…列車事故海底に消える島…殺人ウイルス…すべて招く恐怖の真相
■22:00-23:00 NHK総合 NHKニュース10 ▽亡命イラク人技師が証言…兵器工場・宮殿の実態
|