02/11/16 (土)
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▼銀行では危機意識など全くない。この非常時にいまだに支店開設××周年記念で取引先を集め、パーティを開催、ゴルフコンペを行う。何を考えているのか?公的資金を受けながら、こんなことにうつつを抜かしていいのか?関西の某支店業務部長は夜は必ず支店に酒席を用意させる。おかしいとは思いませんか? いつも6時に帰り、たいして仕事もしない支店長や本部の調査役が、そろって2000万円も貰っている状況は圧倒的におかしい。
銀行員は自分を真のエリートだと思い込んでいる。だから、破綻直前まで勤めていた銀行でも、30歳で年収1000万円を越えていることを当然のように思い込んでいた。毎日支店で紙幣を数えているだけの女性行員にして年収1000万円を稼いでいる。預金者には貸し金庫状態を、中小企業には貸しはがしを行い、利益が出ないと国が当然のように国民の血税を投入する。現在の日本は製造業が必死で働き、必死に納めた税金で、無能で責任感のない、けれどもプライドだけは誰にも負けない銀行員を国ぐるみで養っている。
当行の役員連中は、入行時から幹部候補に抜擢され、現場の営業経験がないから世の中の流れが分からない。先日も専務と飲む機会があったが、ろくな話もしなければオーラも発していない。銀行経営陣を総入れ替えすべきだ。
私の周りでは有能な若手行員が次々と離散している。
当事者能力を欠いた旧プレーヤーがもう駄目なのは十分わかった。間接銀行の分野にも新しい元気なプレーヤーが必要だ。
実質破綻している銀行に血税を何千億円も投入し、そこの社員は貴族のごとき高給を手にしているのは、異常としか云いようがない。もしかしたら日本は資本主義社会ではないのでは?と思い始めている。
(昨夜のニュースステーション「銀行員の本音」より)
 銀行員の自虐的告白というべきか・・・窮状の渦中にある私としては腹わたが煮えくり返るというか、反面、よくぞ本音を告白してくれたといった相矛盾する気持ちでいっぱいだ。中には「国民一人一人が一万円ずつ出し合えば何十兆円という銀行がすぐ出来る。既成の悪しき銀行を追い払い、新たな国民による国民のための銀行をつくってしまおう」といった冗談ともつかぬ意見もあったようだ。冗談のようだが、よくよく考えてみれば実に理にかなったアイデアである。それでもあんたたちはやらないことも分かっているんだ。何のかんのいっても、居心地のいい今の銀行生活を捨てる気はないはずだ。バブル時代、国民から預かったカネを自分のもののようにして多額の融資を垂れ流し、それらが破綻してなお責任回避しながら高給を貰いつづける・・・それを許してしまっているのは日本政府の公的資金投入であり、まさしく「国ぐるみで銀行を養っている」ことになる。中でも「製造業が必死で働き、必死に納めた税金で、無能で責任感のない、けれどもプライドだけは誰にも負けない銀行員を国ぐるみで養っている」といった告白には思わず唸ってしまった。う〜む、銀行はそこまで分かっていながら貴族体質を変えないわけね。あんたらが踏みつけているのは国民の心だ・・・痛いんだよ、と云っても無理か?踏みつけている心は、踏みつけにされている心痛ほどに痛まないだろうから・・・いずれあんたたちもオレたちの仲間入りだ。そのときまでせいぜいぬるま湯に浸っているんだな。貧乏の極致がどんなものか?そのときじっくり味わってほしい。
【視聴予定】
21:00-21:54 TBSテレビ 世界・ふしぎ発見!「地下に空間・メキシコ大ピラミッドの謎」 驚異の計画都市&文明滅亡の秘密
22:00-23:24 TBSテレビ ブロードキャスター 京都は紅葉真っ盛り・プロが教える絶景穴場▽またもや拉致濃厚…新たな3人どう消えた▽60万円で・葬儀ビジネス最前線
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