10日の石原都知事の「戦争をしたっていい」発言は、金正日に「日本の挑発」と受け止められたことは間違いあるまい。都知事の暴言が金正日の激怒をかい、その報復ミサイルの暴発を招きかねない事態になったと考える。それでなくとも金王朝政権が追い詰められていることは分かっていたはずだ。
10/29平壌放送
「米国が我が国の一方的な武装解除を引き続き迫り、我が国の生存権と自主権を傷つけるなら、我が軍隊と人民は決死の覚悟で対処せざるを得ない。朝鮮半島における核戦争の危機は現実のものとなるであろうし、人民が滅亡するしか道はない」
11/5朝鮮中央テレビ、外務省広報
「北朝鮮内では国交正常化交渉が空転し長期化した場合、ミサイル発射実験中止の延期処置を考え直すべきだという意見がある」
一方では北朝鮮のミサイルそのものの存在すら疑う向きもある。ミサイルが仮にあったとしても、未熟な北朝鮮の核技術のレベルからは日本列島に命中させるのでさえ叶わない、といった意見もある。「核戦争もやむなし」とする金正日の恫喝はジェスチャーに過ぎず、日本が経済支援をすることで片がつくと云うのだが・・・果たしてそうだろうか?現在北朝鮮が所持している最新型のミサイルは二段式ロケットで、全長32メートルの「テポドン2号」と呼ばれている。射程3000キロメートルのテポドン2号は遠くグアム島まで到達し、それ以前の「テポドン1号」でも沖縄を射程内における1500キロメートルの射程を誇っている。これらがいかに命中精度に乏しいとはいっても「脅威ではない」と判断するのは早計であろう。昨日紹介した咸鏡道周辺地図を見てもらいたい。かつての日本への威嚇発射は舞水端(ムスタン)にあるロケット発射実験センターから発射されたものと言われているが、それに隣接するようにして北に「ノドン地下発射基地」がある。ここは「熊徳山」と呼ばれているように、推察するところ小高い山になっているのではないかと思われる。かつての威嚇発射との位置関係を考え合わせると、この熊徳山の地下発射基地に日本をターゲットにしたテポドンがあるのではないか?と私などは憶測している。山の中腹がパカッと割れてミサイルが現れる、ちょうど北朝鮮地下核ミサイル基地♪ような感じになるのではないか。いたずらに北朝鮮のミサイル恫喝に怯える必要もないが、何より餓死者300万人ともいわれる北朝鮮国民の救済を図るのが先決だろう。そのためには救援物資が飢える国民の手元に確実に届けられるかどうか?を監視する世界的な組織の関与が必須であり、零下30度という冬将軍を間近に一日も早い対策が待たれる。このことをもって日本はあくまでも強行外交を展開すべきであり、都知事のように「戦争したっていい」輩はそれすらぶち壊しかねない言語道断と考える。
急いでいた仕事は一昨日完成し、昨日監督に引き渡した。「今度は出来がいいね」などと褒められたが、いまいち嬉しくはない。もう少し時間の余裕があれば、もっと完成度を上げることも可能だった。つまり、監督が納得するようには、作り手の私が納得するような仕事ではなかったということだ。今日の午後から次の仕事に着手した。今度の仕事は別の意味で厄介な仕事となるだろう。埃や僅かな傷さえ許されない仕事だ。仕上げの段階で風が吹くようであれば、即中止しなければならない。それゆえ厄介な作業過程をクリアしたときの喜びもある。隙間風の入らぬ、温度管理が成された設備でやれば難なく仕上がる仕事のこと、景気が回復しないことにはそれも叶わない。
今日も猫たちと屋根の上で戯れた。外に飛び出す猫の気持ちが良く分かる。瓦に寝そべって深呼吸をした。三毛の「ワンパー」が私の腹の上に乗ってくる。今日もキュウイの実をポケットに入れて、仏壇に供えた。仏壇から溢れるように供えられたキュウイの実を見て妹が驚いている。まだまだキュウイの実は蔓に連なっている。落ちていたカリンの実を拾い、匂いを嗅ぐ。清々しい香りがした。猫の鼻の前に突き出したが、彼らはあまり好まないようだ。今日は比較的暖かな一日だった。何気ない平凡な一日、自然の中に溶け込むようにして暮したい私の夢も膨らんだ。
【視聴予定】
■19:30-20:00 クローズアップ現代 高層ビル乱立▽余るオフィス
■21:15-22:00 プロジェクトX「金閣再建・黄金天井に挑む」
密室の13時間漆黒の美・金ぱく20万神技が
■22:00-23:00 ニュースステーション 北朝鮮の”経済状態”本当のところ▽その大きさ1メートル以上越前クラゲ大量発生でカニ漁は
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