02/09/08 (日)
ある偽善団体との会話
 だからね、オレは「助けない」なんて一言も云ってないんだ。助けられるもんなら助けてるさ。助けないんでなく、助けられないんだ。無責任?心外だなあ。無責任と云われるほど、深入りしてないはずだぜ。善意に義務という足枷を付けるから、無責任なんて言葉吐けるんだよ。助け合いという主旨に賛同するゆえに、少しでも役に立ちたいと支援してきたんじゃないか。ところが今度は自分が困る立場になった。だから助けられなくなった。オレはそれでも「助けてくれ」とは頼んでない。自分が人を助けても、助けてもらおうなどとは最初から思ってないさ。困っている人を助けられるのは、自分が困っていない時だけだ。自分が困っているのに助ければ共倒れになる。そうなったら誰が責任とってくれるんだ?無責任とはそういうことだろ?
 結局のところ、この団体も人助けを口実に組織の拡大を図るのが目的だったようだ。相手はプンプン怒って帰って行ったが、善意の自由意志を束縛しては偽善にしかならない。こういった自由意志は組織にとって甚だ邪魔なようである。「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」といった謳い文句も今では虚しい。組織の宿命として結局は「ひとりはみんなのために」だけ有るのであって、その犠牲の度合いで評価するのが偽善団体でもあろう。それでも彼らは選挙となれば臆面もなくやってくるに違いない。全ては組織のために、私のような嫌われ者に頭を下げるのも厭わないのだ。

 今朝、足の腫れが引き始めていることに気付く。痛みも軽減している。完治とはいかないまでも、これは快方に向かっている徴候だ。できるだけ安静にしていたのが良かったのだろう。早くて数日内には治るかも知れない。ただ、これまでのパターンとして、今度は反対の足に痛みが移行しなければ良いが・・・とりあえず希望が少し見えてきた。僅かでも見えてきた希望は大切にしよう。
 足を怪我していた子猫ブラウンがビワの木を登り始めている。落下して悲痛な鳴き声をあげていたことを思い出す。他の猫たちもぞろぞろビワの木を登り始め、その様子はさながら猫のクリスマスツリーのようだ。その下にはペロの墓がある。何処かで子供の戯れる声がする。ビワの枝葉の間から蜘蛛の糸のような雨が降りだした。

 ちと動画で遊んでみた。ロウソクの炎の試作、炎はサンプルから一部抜粋、ロウソクは3DCCGのソフトで作った。いまいちリアルさに欠けるので、改良の余地あり。物足りないので燭台を付け加えました。

【視聴予定】
■17:30-18:24 TBSテレビ 報道特集「テロ1年」 トラボラ洞くつ潜入▽遺族の自問
■21:00-21:50 NHK総合 スペシャル「変革の世紀(04)見えない脅威」 追跡・テロリストの暗号▽個人情報が危ない?
■23:00-23:30 テレビ朝日 地球号 温暖化(05)▽未来への挑戦 
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